発達障害ギリギリ日記

ASD(自閉症スペクトラム)を抱える中年の日記

自己愛性パーソナリティ障害の話

こんにちは。以前、書店でパーソナリティ障害の本を見つけて、少し読んでみて、目から鱗が落ちたようなそんな感覚がありました。発達障害でも神経症でも鬱でも説明できない、悩みの謎が解けたような気がしたからです。私は、とても自己中心的で、自己愛が強く、自分を何か偉い人のように錯覚して、何でもできるような気持ちになってしまうことがあります。そのため、周りからも偉ぶっていると思われることもしばしばでした。また、人前でカッコつける癖もあるため、これは演技性パーソナリティ障害に該当するのだと知りました。それらは普通の状態からは少しかけ離れていると思います。

 

自分は人とは違うという意識が子供の頃から強いと思っていましたが、それこそがパーソナリティ障害なのだと知りました。子供の頃から過保母で親子関係に問題がありました。いい子を演じた時だけ、親が認めてくれる、そんな家庭で育ちました。なので、かわいい子のふり、いい子のふりをして周囲の人達を惹き付けている行動をしていました。そういうのは、かわいい女の子だけ、とも思いがちですが、男の子でもそうする子はいます。たとえば、中性的な外見を持っていたり、そのためにやさしさをたくさん持った子は、そういう、かわいい子を演じる傾向が強いような気がします。私もそうでした。

 

笑顔の自分、かっこいい自分の時だけ、他人に認められているような気がしていました。そうしないと道も歩けないし、電車で人と隣り合わせることはできないと思い込んでいました。だから、偽りの笑顔、偽りのカッコつけなのだと思います。そのため、自然でいることができない為、ひどく疲労していたと思います。また、もともと感受性が強く、感じやすい性格だった為、思春期の頃など、他人の視線が痛いくらい気になってしまいました。鬱も併発し、話もろくにできない高校生時代で私はどん底まで落ちていったような気がします。

 

パーソナリティ障害を克服するのは、難しいらしいのです。自己が肥大化した自分。自己中心的な自分。尊大な態度をする自分。偉ぶっている自分。それらを感じるたびに、こんな見た目では他人は認めてくれないと思い、そんな自分の振る舞いを変えなくてはといつも焦っています。でも、今まで生きてきて、そういう偽りの自分しか演じたことがないので、人前で自然にカッコわるい所を見せたり、できない自分を見せたりできないのです。そのため、いつも緊張していて、他人にどう評価されるか気になります。何か怖い表情で見られたり(実際は相手が素の状態や疲れた表情だけなのかもしれないですが)すると私が否定されたみたいでとても辛い気持ちになります。それに視線恐怖もあるので人の方を見るのが怖く、誤解されることもあります。

 

他人との一体感。医師にも「君には仲間意識ながいのか?」と言われたこともあります。振る舞いでそう感じたから言ったのでしょう。別に他人に酷い言動をした訳ではありません。何もしていません。なぜ、自分は孤独で仲間の中にいても、一人だと感じるのか?その答えがパーソナリティ障害ではないかと思ったのです。これは発達障害でも長年悩んできた神経症でも説明がつきません。本当に困っているのは、そういう仲間意識のなさ、大勢の他人の中に入ったとき、自分だけ仲間はずれ、違う人間、そう思ってしまう、そういうことなのです。発達障害という言葉だけでは片付けられないものが、そこにはあります。

 

発達障害の程度でいうと私はとても軽い部類に入るのだと思います。困っているのは、人の中に入って行く(たとえば、昼休みにみんなと昼食を共にする)ことができない、他人と仕事で協力がしずらい、これくらいだと思います。そのかわりにパーソナリティや見捨てられ不安(愛着の問題)で苦しんでいるのです。発達障害の人はAC(アダルトチルドレン)に悩む人も多いと言います。これも、パーソナリティの問題と絡んでいるようです。そんな問題を今後どうやって解決していくか?カウンセリングなども考えてみたいです。

 

それでは、また。